ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

綾杉文叩壺

現在地 トップページ > 珠洲焼資料館 > 館蔵品 > 珠洲焼 > 綾杉文叩壺

本文

ページID:0001149 更新日:2022年1月17日更新 印刷ページ表示

珠洲綾杉文叩壺の画像

珠洲綾杉文叩壺

すずあやすぎもんたたきつぼ

  • 出土地未詳
  • 器高36.7cm、口径23cm、胴径33cm、底径11cm
  • 13世紀後半(鎌倉時代中期)

 条線を刻んだ叩き原体を、縦列ごとに角度を変えることによって、綾杉状の叩き目にしている。装飾的な叩打技法には、車輪文壺のように叩き原体に紋様を刻んだものもあるが、この綾杉文が珠洲陶ではもっとも一般的で、創業期から一貫してみられる。しかし時代が下るほど、角度が開いて乱雑になり、陶工の装飾志向は薄れていくようである。