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大災害が発生したときは、交通網の寸断などにより、消防や警察などの公共機関が十分に対応できないことがあります。被害を最小限にくい止めるためには、家族や地域住民の協力が必要です。
そんな時に力を発揮するのは自主防災組織です。
珠洲市では、平成8年度から各地区の皆さまにご尽力いただき、町を単位とした自主防災組織が市内全地区に組織されています。
また、平成21年度より「自らの地域は皆で守る」という共助の意識のもと、自主防災組織で、リーダーの役割を担う防災士を育成していただいており、自主防災組織の強化を図っています。
市内全地区に、自主防災倉庫を設置し、折りたたみ式リアカーや担架、毛布やヘルメットなど、自主防災組織が活動できるよう必要な資機材を配備しています。
防災士とは”自助”“共助”“協働”を原則として、社会の様々な場で防災力を高める活動が期待され、 そのための十分な意識と一定の知識・技能を修得したことを日本防災士機構が認証した人です。
(1) 防災士育成講座を受講する
(2) 防災士資格取得試験に合格する
(3) 消防署等が行う救命救急講習を受講する
の3項目の受講を修了した人が、日本防災士機構への「防災士認証登録申請」を行うことができます。
防災士育成講座の受講希望の方は珠洲市役所危機管理室までお問い合わせください。