本文
膝の超音波検査を受けられる患者さんへ
膝の超音波検査を受けられる患者さんへ
研究機関 珠洲市総合病院 整形外科・内科
研究責任者 一宮良輔
このたび珠洲市総合病院では、入院・通院されている患者さんの診療情報を用いた研究を実施しております。この研究を実施することによる患者さんへの新たな負担は一切ありません。また、患者さんのプライバシーの保護については法令等を遵守して研究を行います。
あなたの試料・情報について、本研究への利用を望まれない場合には、担当医師にご連絡ください。
1.研究の目的 及び 意義
この研究の目的は、変形性膝関節症における膝関節痛の危険因子を明らかにすることです。変形性膝関節症は65歳以上の有病率は約60%と報告されており、高齢化率が高い珠洲市において重要な課題となっています。超音波を用いて膝関節を定期的に検査することで、変形性膝関節症による痛みが発生までの経過を知ることができ、患者教育、病状説明、治療につなげることができます。
2.研究の方法
研究対象者
2025年5月~2026年3月の間に珠洲市総合病院において膝の痛みがない50歳以上の通院、入院中の方を対象とします。
研究方法
定期的に膝の超音波検査を行います。
使用する試料・情報
◇ 研究に使用する試料
超音波画像
◇ 研究に使用する情報
匿名化したID、年齢、性別、体重、既往歴、超音波画像所見、レントゲン所見など
情報を提供してくださった患者さん個人が特定できないよう、これらの情報は完全に匿名化されます。
研究成果の取扱い
ご参加いただいた患者さんの個人情報がわからないようにした上で、学術団体での発表や学術論文などに用います。
問い合わせ・連絡先
この研究についてご質問等ございましたら、下記の連絡先までお問い合わせください。また、あなたの試料・情報が研究に使用されることについてご了承いただけない場合には研究対象とはしませんので、お申し出ください。資料・情報の使用を断られても患者さんに不利益が生じることはありません。なお、研究参加拒否の申出が、既に解析を開始または結果公表等の後となり、この措置を行うことが困難な場合もございます。その際には、十分にご説明させていただきます。
珠洲市総合病院 研究担当医師:一宮良輔