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迷惑メールに気を付けて

ページID:0008263 更新日:2023年3月2日更新 印刷ページ表示

迷惑メールにだまされないコツ

最近の迷惑メールは、本物かニセモノか見分けることが難しくなっています。フィッシング詐欺メールや迷惑メールにダマされないために、メール受信した場合には、正規のものを含めてすべてを『最初は決して信頼せず、きちんと確認する』を徹底しましょう。

ダマされない3つの基本


1.開かない

 怪しいメール、身に覚えのないSMS(ショートメッセージ)は、最初から開かない方が安全です。

2.リンク・URLをタップしない

 フィッシングメールのURLは、詐欺サイトにつながるリンクが埋め込まれています。

3.入力しない

 個人情報や銀行口座、カード番号の入力を求められたらまず詐欺を疑いましょう。

◆被害にあわないために

1.迷惑メールフィルター

 迷惑メール・SMSフィルターで、あらかじめ受信しない設定にしておきましょう。

2.セキュリティソフト

 セキュリティソフトやアプリの利用で、詐欺サイトへのアクセスなどを抑えられます。

3.OSは常に最新に

 OSやアプリのアップデートや更新通知を見逃さず必ず最新にしておきましょう。

◆困ったときの対処法

1.メールのURLを開いてしまった

 メールを開くだけでは危険性は低いですが、リンクをタップ(クリック)してしまうと、アクセスしたことが送信者に伝わり、迷惑メールが増えたり、他の詐欺メールが届く可能性があります。
 もし覚えのない料金請求メールが届いても支払わず、消費生活センター(消費者ホットライン 局番なし188)へ相談しましょう。

2.個人情報を入力してしまった

 クレジットカード番号やアカウントID、パスワードなどを入力してしまうと不正利用されるおそれがあります。すぐにカード会社や金融機関、ご利用サービスの相談窓口に連絡をして対応をしましょう。
 問合せは、メールのリンクではなく、それぞれのホームページやアプリからアクセスするようにしましょう。

3.ウィルスに感染したかも

 ウィルス感染が疑われるときは、まず、スマートフォンを機内モードにして、インターネットに接続しないようにしましょう。その後、セキュリティアプリで不審なアプリがインストールされていないか確認したり、最終手段としてスマートフォンを初期化するなどの対処法があります。
 もし分からなかったら、携帯を買った店に相談しましょう。

◆よくあるメール、SMS詐欺

1.架空請求メール

 身に覚えのないサイトから登録料や情報料などの利用料金を請求されるものです。あわてて連絡してしまうと、何度も督促を受けたり、おどされる被害にあう可能性があります。
 
2.大手通販企業をかたるメール
 
 大手通販業者からの注文メールや発送、アカウントの確認などを装ったメールが急増しています。
 アカウントに異常があるなどの不安をあおる内容で詐欺サイトへアクセスさせ、ログイン情報などをだましとるなどの手口です。
 そこからリンクをクリックせず、ホームページやアプリを直接開き、確認するようにして、そのメールは迷惑メールフォルダに移行しましょう。

3.宅配の不在通知を装うメールやSMS

 宅配便業者や郵便局になりすました詐欺のメールやSMSによる被害が継続して報告されています。
 荷物の不在通知や発送完了などのお知らせを装い、記載されたリンクをタップさせ、宅配便業者になりすました偽のサイトへ誘導し、不正なアプリをインストールさせたり個人情報を入力させようとするものです。更にスマホを外部から操られたり、身に覚えのない携帯キャリア決裁による請求が発生するなどの被害も報告されています。
 アプリのインストールは必ず公式サイトから行い、メールからのインストールはやめましょう。

4.銀行やカード会社をかたるメール

 金融機関やカード会社になりすまして個人情報をだましとるメールも数多く送られています。
 メールにだまされて契約番号やID、パスワードをとられてしまえば犯罪者にあなたの口座の預金を引き出されてしまうことになります。

 金融機関やクレジットカード会社ではIDやパスワード、暗証番号の入力を依頼するメールを送ることはありません。

5.国税庁をかたる詐欺メール、SMS

 国税庁(国税局、税務署など)をかたり、SMSやメールから偽のホームページへ誘導し、金銭やクレジットカード番号をだましとる詐欺の手口です。同様に金融庁や警察庁など政府機関や自治体をかたる事例もあります。

 メールに記載されたリンクを開くと、個人情報や銀行口座を入力するように求められたり、ATMで手数料を振り込むように要求されます。保険の還付金詐欺も同様の手口です。

 政府機関や自治体が銀行口座や個人情報などをメールで問い合わせすることはありません。

◆トラブルにあわないために

 不安なときは、一人で悩まず、消費生活センターや警察へ相談してください。

 消費者ホットライン(局番なし188)
 警察相談ダイヤル(#9110)