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珠洲焼仏像

ページID:0001485 更新日:2022年1月17日更新 印刷ページ表示

珠洲焼仏像 (すずやきぶつぞう)
珠洲焼仏像の画像

指定年月日 平成5年3月18日(1993)
所在地 宝立町柏原
所有者 個人
寸法 高31.3cm 幅10.5cm 厚 5.0cm

 この仏像は、木型成形であり、相当数が制作されたと想像される。剣神社伝世の2体の像も同じ型式である。本例は光背の一部が欠損し表面がやや摩耗しているほかは、保存状態は良好である。底部に穴があり、棒を差し込み立てられたのであろう。
 これらの珠洲焼の像は、いずれも鳥屋尾神社に納められていたが、明治40年(1907)に加志波良比古神社へ合祀される際に廃棄されそうになったため、氏子宅に移されたものである。
 こうした仏神像は、かつては村堂などで祀られ、村落の精神的な紐帯となっていたのであろう。