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珠洲焼神像
珠洲焼神像(すずやきしんぞう)
指定年月日 | 平成5年3月18日(1993) |
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所在地 | 宝立町柏原 |
所有者 | 個人 |
寸法 | 高17.5cm 幅 7.5cm 厚 4.8cm |
この神像は、胸像のような姿で手捻りの簡素な作りである。目・耳・鼻・口は棒状の工具で刻み、眉間にヘラの先で刻まれた縦方向の線が1本ある。これは髪型を表すと考え、この像を女神とする説もある。木偶のように、衣を着せたり別作りの胴体に差し込むものであろう。他に頭部を欠損した座像がある。これら神像は、昔、海難事故が続き、お告げにより近くの山を探索したところ、岩場で発見され、そこに祠を建てて祀ったという伝承がある。