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季節で巡る冬の珠洲特集
波の花
奥能登の冬を彩る風物詩、「波の花」をご存じでしょうか。
波の花とは海中の植物性プランクトンが冬の荒波にもまれ岩場などに打ち付けられると、粘液が石鹸状の白い泡を生成し、強風によって中に舞う現象のことを言います。泡はメレンゲやホイップクリームのような形状で、それが衣服に付くとシミになるため十分注意して観賞してください。波の花の発生条件は風が強く、波が高いことと言われています。
名所は「垂水の滝」の海岸で、11月下旬から2月下旬にのみ見られます。
あえのこと
国の重要無形文化財・ユネスコの無形文化遺産に認定された伝承行事「あえのこと」。「あえ」とは、「饗(おもてなし)」、「コト」は、「行事・祭り」を意味し、田の神様に感謝をささげる奥能登の伝承行事です。
あえのことは、「田の神迎え」、「田の神送り」と2回にわたって行われます。12月5日(田の神迎え)に、田の神様を自宅にお迎えし、ご馳走やお風呂などのおもてなしで、感謝の敬意を表します。冬の間、その家でゆっくり休んで頂き、耕作前の2月9日(田の神送り)に田の神様を送り出します。
送り出す際に、再び風呂に入って頂き、ご馳走を供します。あたかもそこに神様がいるかのようにふるまい、話しかける一連の様子は、とても神秘的でそこに住む人々の古き良き伝承が感じられます。
珠洲市内でも一般公開が行われます。この奥能登地方に伝わる神秘的な行事を、一度ご覧になられてはいかがでしょうか。
冬おすすめ!奥能登の「食」
奥能登の寒さで引き締まった旨みが味わえるカニ、アンコウが特におすすめです。(珠洲まるかじりキャンペーン)
また、能登丼では、その時の旬の食材がどんぶりで味わえます。豪華なランチにもピッタリです。
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能登丼<外部リンク>
海の幸と山の幸が豊かな奥能登の食を一つの器におさめた美味しい「能登丼」
珠洲市では全9店で能登丼を食べることができます。
詳細┃奥能登ウェルカムプロジェクト推進協議会事務局<外部リンク>
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