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珠洲市行財政改革推進プラン
1.さらなる改革の必要性
平成17年10月に「珠洲市行財政改革大綱」を策定し、これまでの5年間において、職員数の削減や組織のスリム化、歳入確保、歳出削減など様々な取り組みを行ったことにより、財政の危機的な状況からは脱することができましたが、本市の歳入のおよそ半分を占める地方交付税の今後の見通しが不透明であり、また人口減少と地域経済の低迷により、本市の行財政を取り巻く環境は依然として厳しい状況にあります。
また、これからの時代は、少子高齢化、産業構造の変化、情報化、地方分権などが一層進む、地方の自立が求められます。
「活き活きと安心して暮らせる住みよい珠洲市」、「活力ある豊かな珠洲市」を築く上で、まず、その前提となることは、自治体として将来にわたり持続可能な行財政運営を堅持することでありますい。そのためには新たな行財政改革プランを策定し、さらなる改革に取り組まなければなりません。
2.改革の具体的手法
(1)計画期間
平成22年度から平成26年度までの5ヶ年間を本計画の期間とします。
(2)計画の体系
ア 基本目標
将来にわたり持続可能な行財政運営を堅持
イ 重点改革項目
(ア) 創意と工夫による事務事業の見直しと財政の健全化
- 事務事業の見直し
- 事態の変化に的確に対応しつつ、新しい発想での改革改善
- 低コストで良質なサービスの提供
(イ) よりより効率的な組織・機構の構築と人事管理の見直し
- 人事管理制度の見直し
- 出先機関の見直し
- 委託事業の精査及び外部化(アウトソージング)の推進
(ウ) 第三セクター及び関係法人の見直し
- 出資法人の経営状況の精査と今後についての検討
(エ) 市民や団体等との連携による協働社会の構築
- 市民ニーズの把握
- 市民・団体との連携強化
3.推進方法
実行ある行財政改革を推進するため、取り組み項目ごとの目標の達成状況などを定期的に検証しながら計画の進捗管理を行い、その状況はホームページなどを通じて公表します。計画の中間年には「Pdcaサイクル」に基づき、見直しを含む進行管理を行うなど、各取り組み項目における進捗度合いに応じて、新たな項目の追加や見直しを行い弾力的に改革に取り組んでいきます。また、この取り組み項目以外のものについても、行財政改革の趣旨に則り、随時実施していきます。
行財政改革推進プランにおいて、取組項目ごとの目標の達成状況を検証し、計画の進捗状況を作成しましたのでお知らせします。
珠洲市行財政改革推進プランの進捗状況[PDFファイル/250KB]【平成25年11月19日更新】