本文
社会教育委員会議
珠洲市社会教育委員会議
ここでは、「社会教育委員会議」についてお知らせします。「"教育委員"は聞いたこと
があるけれど、"社会教育委員"って何をしているの?」という人も多いのではないでし
ょうか。そんな「社会教育委員」の役割から活動内容まで、できるだけ分かりやすくや
わらかく、みなさんにお伝えします。
社会教育委員の役割
地域の人づくり・絆づくりのため、そして地域をよりよいものにしていくため、主体的な
活動が期待される社会教育委員。珠洲市では現在、7人の方に委員として活躍いた
だいています。
「社会教育」って何?
「学校教育法に基き、学校の教育課程として行われる教育活動を除き、主として青少年及び成人に対して行われる組織的な教育活動(体育及びレクリエーションの活動を含む)」
(社会教育法第2条より)
"社会教育施設"というものもあります
家庭や学校の外で、お子さんから青年、成人、高齢者まですべての人が、学習や研修、
スポーツや趣味に興じたり、楽しむ機会の提供を受けることができる施設として「社会
教育施設」があります。
例えばこんな施設→公民館、図書館、博物館
どんな活動をしてる?
研究調査のテーマは「世界農業遺産」
平成23年度からは、「世界農業遺産」の認定を受けた「里山里海資源を活かした取り組
み」について、市民のみなさんに学習の機会を提供することを重点目標として掲げ、活
動しています。
珠洲市里山里海景観マップを作成
26年度のメインは、珠洲の素晴らしい景観を調査し、1枚のマップとして発行する活
動です。結果をまとめ、3月に小・中学校、公民館に配布。子どもたちのふるさと学
習や、市民のみなさんの学びに役立てていただければと考えています。
里山里海事業所見学会
平成23年度から3年かけて、里山里海事業所調査を行ってきました。里山里海資源を活
用して地域再生を目指す事業所を、市民のみなさんにも知っていただこうと、見学会を
企画したのが平成23年。恒例となった見学会には、今も30人前後の参加をいただいて
います。珠洲市民でさえ「知らなかった珠洲」。この小さな気づきや新たな発見が、学び
につながるよい機会となっています。
3枚のものづくりマップ
里山里海事業所調査の結果を、珠洲市里山里海ものづくりマップとして3枚にまとめま
した。マップは市内小・中学校の「能登の里山里海学習」に活かされ、その成果が年に
一度の珠洲市生涯学習推進大会で展示されるなど、幅広く活用されています。
27年度の活動と成果展示
祭礼の継承を考える
平成27年度は、祭礼調査を行いました。少子高齢化の中で、祭礼行事がどのように継承
されてきたか。今後、時代が変化する中でどう対応しながら継承していくのか。この2
点について関係者に直接話を伺い、課題について考えました。
調査を行ったのは、蛸島町の「早船狂言」と、片岩町の「叩き堂祭り」の2つ。調査し
た成果を市民のみなさんにご覧いただくことで、課題を共有し、ともに考えながら前
に進みたい。そんな思いで3月14日から2週間、市役所1階ロビーで活動成果展示
を行いました。
祭礼調査成果物の配布
調査成果をまとめ、印刷物として小中学校・公民館に配布しました。小中学校の里山里
海教育のための資料として、また、市民のみなさんに各地域の祭礼の継承について考
えていただくきっかけになればと考えています。
▼クリックしてダウンロードできます(PDFデータ・大人向け)▼
▼クリックしてダウンロードできます(PDFデータ・小中学生向け)▼
5回目となった事業所見学会
10月29日(水曜日)、市民の方13人に参加をいただきました。
▼見学先▼
(1)そばの実栽培と地域振興(狼煙町 横山振興会)
(2)里山里海資源を生かした体験事業・昼食(折戸町 木ノ浦ビレッジ)
(3)流下式製塩(長橋町 新海塩産業)
(4)木質ペレットづくり(宝立町 船本工務店)
これからの活動
ご意見をお寄せください
珠洲市社会教育委員は、市民のみなさんに里山里海の利用・保全の大切さ、里山里海の
美しさを再認識していただこうと、平成23年度から3年間は事業所調査、26年度は景
観調査、27年度は祭礼調査を行ってきました。
みなさんの興味のある分野、学んでみたいことを活動に活かす。珠洲市社会教育委員
は、市民のみなさんの"学びの支え"でありたいと考えています。ご意見などありました
ら、ぜひ下記へお寄せください。